本格的な練習です ~まずは分習法!編~

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『エンドレス エレキギター』のパート練習、
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6つの記事内容

イントロ
Aメロ
初心者を確かに1歩脱出
Bメロ
サビ
アウトロ

突然ですが、エレキギター初心者さんが
最初に目指す、ゴールって、どこなんでしょうか?

エレキギター買った当初は、
ギターを手にした嬉しさでいっぱいで、
そんなの気にならないかもですよね

でも仮に、何にもゴールがなかったら

なんとなくお金があったから、
なんとなくかっこいいギターを買ってみて、
1回、部屋でアンプから音出して、

ハイ終わり

ってなってしまいそうじゃないですか?

しかも、かっこいいと思っていたアーティストの曲は
難しそうだし、楽譜読めるわけないし、
タブ譜なんてないし、探し方も知らねーし…

そこで

エレキギター初心者さんが最初にゴールとすべき曲を
文原が作ってみました

次の動画を再生して、曲を聴いてみて下さい

エンドレス エレキギター

再生できましたか?
ひとまず、再生して頂いて、ありがとうございます

文原が
エレキギター初心者さんのために作った曲ですので、
聴いてもらえると嬉しいです

で、なんでこの曲を作って、この記事で紹介したのか、
ちょっとお話してみたいと思います

この記事は少し、長くなるかもしれません

文原は、バンドマンなので、
エレキギターを練習したり、曲を作ったりするのが
日常的です

日常的なんですが、
今回お伝えしている、この曲は、
こういった感覚で製作していません

練りにに練って作り上げたのですが、
コンセプトが違うのです

そのコンセプトとは・・・

「エレキギター初心者さんが、世界一取り組みやすい曲にしよう」

ということなんです

もちろん、ただ単に簡単なフレーズを散りばめただけではなく、
丁度いい具合にハードルも仕掛けてあります

でも、真剣に取り組めば、
難なく超えられるハードルにしてあります

「よっしゃ!文原!おめーに付いて行ってやるぜ!」

と思って頂けた方には、
以降の記事で詳細に解説をしていきますので、
楽しみにしていて下さいね

では、なぜ、このコンセプトの曲をお届けしたか、
その経緯もお話します

文原が
大学の軽音サークルに、入りたての頃の話です

ギター(アコギ)を結構長い間練習していたし、
バンドに憧れて、入ったのはいいのですが、
入ってしばらくすると、

「なんか、バンドって面白くねーぞ」

と思うようになりました・・・

「あれ? 文原はバンド大好き!エレキギター小僧じゃないの!?」

と、あなたは思われたかもしれません

はい、確かにその通りで、
文原はバンドが大好きですし、
エレキギターを愛しています

でも、その当時の文原は、
「なんか、バンドって面白くねーぞ」
と思わずにはいられなかったのです

実は、その理由はシンプルでして、

リズムに乗った演奏ができないから

だったんです

考えてみて下さい

大学のサークルと言うところには、
楽器経験だけはある者、
全くの未経験者、
既にバンド慣れした者

あらゆるレベルの人間が集います

その中でバンドを組んで、
リズムに乗ることができる場合なんて、
稀なんですよ

まず、ほとんどのケースで
ドラマーのリズムが揺らぎます

だって、初心者さん、多いですもん
当然です

文原も当時、
バンドは初体験なので、
そのリズムに合わせて
エレキギターを弾くことができなかったんです

バンドを組んでも、
「なんか、バンドって面白くねーぞ」
となって当然なわけです

ただ、想いだけが強かったので、
サークル止めようとか、そういうのはないまま
ある程度時間は過ぎていきました

そうこうするうち、
そのサークル恒例行事の、
自主製作CD企画がはじまります

「オーディション形式なので、作曲者はデモを提出してね」

とのことなので、
想いだけ先走りです

先輩から機材を借りて、デモを作ってみました

デモの作り方は、なんとなく知っていました

周りにミュージシャンが多かったし、
ビートルズのCDのライナーノーツを読んでいるだけで、
理屈は分かるんですよね

この時、ですね
初めてです
ギターを初めて手にしてから、7年経っていたはずの頃

7年っすよ、7年

打ち込み(音の羅列を、機材に演奏してもらうこと)
に合わせて、自分のギターを弾いて録音したのって

想いだけ先走って、
未体験ゾーンに突っ込んでいったわけですが、

デモを作り終えてみて、率直な感想が

「なんか、すっげぇ楽しい」

でした

興奮が冷めやらないので、
自分で作ったデモを繰り返し繰り返し、
何度も、時間を忘れて聴いていたことを思い出します

当時はその意味なんて
よく分かっていなかったのですが

でもですよ
バンドやりたくてやっている人間が、
デモ作りが「なんか、すっげぇ楽しい」て、
変ですよね

「なんか、バンドってすっげぇ楽しい」
なら分かりますけど、

「なんか、デモ製作ってすっげぇ楽しい」
だったわけです

これの意味するところは、
やはり、リズムです

ずばり、リズムなのです

「打ち込み」のリズムは、
極めて正確です

カラオケ行くと、仮に、歌が下手でも、
ある程度楽しいですよね?

あれは、カラオケマシンが、
正確なリズムを刻んでくれるからです

カラオケマシンのリズムが揺らぐことは、
まずないでしょうからね

だから、手軽に、楽しさを満喫できますよね

無意識で気軽にカラオケができる理由は、
こんなところにあるのです

だから、その、
正確なリズムに乗せてエレキギターを弾くと、
同じ理屈で、楽しいわけです

そして、そのデモ製作のときには、
録音した音が自分の音だから、
さらに自分は楽しかったわけです

ナルシスト的に、楽しくなっていったわけです

だって、自分だけの世界だも―ん

逆に
初心者バンド、駆け出しバンドでは、
そううまく、事は運びません

繰り返しますが、リズムが揺らぐからです

さて、文原がいいたいこと、
分かってきていただけましたか?

そうなんです

最初から、その、
正確なリズムに乗せて、
練習していけば楽しいんですよ!!!!!!!

何も辛い思いして、長い年月掛けて、

「なんか、バンドって面白くねーぞ」

なんてポイントに辿りつく必要は、
これっぽっちもありません

最初から楽しくてカッコイイことをやればいいんです

「なんか、エレキギターって、すっげぇ楽しい!」

と思えなければいけないのです

こんな思いで、作ってみたのが、
冒頭でお伝えした「エンドレス エレキギター」
です

流れている曲の
エレキギター、エレキベース、ボーカル演奏は、
すべて文原によるものです

別々に録音したものを、
編集して、一つにしてあります

だから、ある程度経験のある演奏ですし、
初心者さんに、
いきなり文原のように弾け、
というのは確かに無理です

経験してきたこと、練習してきたこと、
開きがありますから、当然です

でもね、まずは、連続で音を出してみましょうよ

ヘタなのはしゃーないですよ
未経験ゾーンなんだし

何でも、やりださないと前には進めないですよ

それに、フレーズ、ポジション、
こういった点において、
本当に、練りに練って作ってあります

「エレキギター初心者さんが取り組みやすいように」
練りに練ってあります

なんせ、(右利きなら)左手の
ポジショニングは小難しく動きませんから(笑)

むしろ、初心者さんが、
ちょっと頑張ると楽しく動けるように、設定してある、
と言う感じです

ただ聴き流せば、
「なんだ普通の歌謡曲の伴奏じゃん」
と思うかもですが、

練習し出したら、すぐさま
「あーなるほどね」
に変わっていくはずです

そういうわけで、長くなりましたが、
この「エンドレス エレキギター」の、
1パートが弾ける、というのを、
一つのゴールとしたいと思います

これが、文原が提示するゴールの一つ、です

これからやってみよう!と言う方、
是非、お付き合いくださいね

次の記事から、分習法で、詳細な解説に移ります
じっくり取り組んでみて下さい

でも、もし、
つまずく部分が出てきたとしたら、
初期段階では飛ばして下さい

あとでつまずくところに戻ってくればいいだけです
勢い任せに進む勢いも大切です

では、以下6つの記事内容を、練習してみて下さい
1週間での消化が目安です

イントロ
Aメロ
初心者を確かに1歩脱出
Bメロ
サビ
アウトロ

次はイントロです